穂高神社を訪れた方たちのブログやツイッターを見ると
「境内にニワトリがいてかわいい」 という意見をよく見ます。
穂高神社のニワトリは20年ほど前までは今の100倍くらいいました。
黒や緑のカラフルな鳥から白い大きな鳥まで沢山です。
(カラフルな小さい鳥はチャボとも呼ばれていました)
小さいながら森で生活しているので、それなりの高さを飛ぶことができました。
高い木の枝にとまっているニワトリが普通にいましたね。
朝になると 「コケコッコー!!」 と大合唱が始まり、穂高駅の方まで聞こえるくらいでした。
話によると、鶏を飼っている農家や個人で、ひよこが生まれてメスは卵を産むから残して、卵を産まないオスを捨てに来た人たちが沢山いた・・との事です。
野生化したニワトリの中には攻撃的で人を襲うものも居ました。
子供の時に白いニワトリはかなり体格もよく大きくてムキムキで、何度か爪で飛びかかられて怖い思いをしたことがあります。
ですが、数年前にイタチが発生して境内のニワトリをほとんど食べてしまったそうで、今は1羽か2羽が残るのみとなってしまいました。
穂高神社といえばニワトリですが、今後いなくなってしまう日も近いのかもしれません。
余談ですが、穂高神社の森はトンビ(トビ)のねぐらになっていて夕方になると沢山のトンビが帰ってきます。
そのせいもあってカラスはほとんど居ません。
穂高神社のニワトリについてのお話でした。